HDD故障の原因と対策 > HDDの電源
HDDの電源
パソコンのHDDにはたくさんのデータが入っていますから、非常に重要なものと言えます。
しかし、HDDはモーターを持った機械ですから、一番壊れやすいということも事実でしょう。
HDDが壊れるということは、中のデータが壊れている場合と、HDDそのものが壊れてしまう場合のふたつが考えられます。
HDDそのものが壊れるのはどのような原因でしょうか。
HDDの中では円板が回転しており、その表面をピンセットのようなコイルでなぞってデータを読み出します。
円板とコイルの距離はごくわずかで、顕微鏡でしか見えないような世界です。
HDDにデータを書き込んでいる時に電源が切れたりすると、コイルを制御しているコントローラが止まってしまいますから、円板とコイルの接触が発生することがあります。
こうなると円板に致命的な傷が入ってしまいますから、読み書きができなくなるのです。
通常の使用状態では、このようなことにならないように、データの読み書きを行わない時にはコイルを円板に接触しない安全な位置に移動させるという機構が、働く仕組みになっています。
これらの仕組みもHDDの電源が入っている状態でのことですから、予期しない停電や間違ってコンセントを切ってしまうといったアクシデントが発生すると、HDDの故障の原因になるのです。
実際にはHDDが壊れることは稀ですが、ファイルの破損はかなりの確率で発生すると考えるべきでしょう。
ノートパソコンではバッテリーが付いていますから、そのような心配はないでしょう。